最初に確認したいのは「制度があるか」より、空き家の状態です
空き家の相談では、建物の傷み具合、登記上の名義、家財の残り方、相続人の合意状況によって選べる手順が変わります。補助金だけを先に当てにすると、対象外だった場合に計画が止まりやすくなります。
写真を撮り、所在地・築年・使っていない期間・雨漏りや倒壊のおそれ・名義人をメモしてから、市の窓口や専門家に確認すると話が早くなります。
宮崎市で確認できる主な制度・相談先
| 目的 | 確認先・制度 | 先に知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 危険な建物を解体したい | 危険な空き家等除却推進事業(宮崎市) | 令和8年度は危険な空き家等が対象。申請前の事前相談と市の調査が必要です。 |
| 売却・賃貸など活用先を探したい | 宮崎市空き家バンク | 利用されていない空き家の情報を発信し、流通・有効活用につなげる仕組みです。 |
| 調整区域の空き家を活用したい | 市街化調整区域における土地利用の規制緩和(宮崎市) | 対象区域や建物、手続きに条件があります。個別の可否は市に確認します。 |
解体補助は「先に工事を始めない」ことが大切です
宮崎市の令和8年度「危険な空き家等除却推進事業」は、老朽化した危険な空き家等の除却費の一部を補助する制度です。市の案内では、補助対象経費の2分の1以内、上限40万円とされています。ただし、すべての空き家が対象になるわけではありません。
- 市内で延べ床面積30平方メートル以上であること
- 市の基準で危険な空き家等と認められること
- 法人所有でないこと、抵当権などの権利関係に条件があること
- 解体工事に着手する前に、必要な事前相談・手続きを行うこと
令和8年度の事前相談受付は6月1日から7月3日まででした。締切後や次年度の扱いは、自己判断せず、宮崎市の案内ページで最新の受付情報を確認してください。
空き家バンクは「すぐ売る」と決めていない段階でも確認できます
空き家バンクは、利用されていない住宅の情報を集め、使いたい人へ発信する仕組みです。建物を残せる状態なら、解体以外の可能性も比較できます。家財が多い場合は、先に残す物・家族が確認する物・整理方法を分けておくと、物件の見通しを立てやすくなります。
ただし、登録できる条件や取引の進め方は物件ごとに異なります。価格、境界、相続登記、改修の必要性は別途確認が必要です。空き家バンクの登録可否は、市の公式案内を起点に確かめましょう。
迷ったときの進め方はこの4段階です
- 写真と基本情報を集める
外観・室内・屋根まわり、所在地、名義、家財の状況を控えます。 - 危険性と緊急度を分ける
倒壊・飛散・近隣への影響が心配なら、市の窓口へ早めに相談します。 - 残す・活用する・解体するを並べて考える
家財整理、売却や賃貸、解体後の土地利用を一度に決めず、必要な確認先を分けます。 - 見積もりや契約は条件を確認してから
補助の可能性がある場合は、着工前の手続きと対象要件を先に確認します。
くらしリンクでできること
くらしリンクは、空き家と家財整理の相談内容を整理し、必要に応じて専門先をご案内する受付窓口です。解体・不動産・法務などの判断や契約を、くらしリンクが行うものではありません。まず状況を整理してから、相談先を分けたいときにご利用ください。
空き家の状況を、まず60秒で整理
「家財が残っている」「遠方で現地に行けない」「どこから相談するか分からない」といった段階でも大丈夫です。60秒診断で状況を整理し、次の相談先を考えられます。
60秒診断を開く制度の可否や申請手続きは、必ず宮崎市などの公式窓口へご確認ください。
